昨年(2022年)の12月ローンチに向けて進めてきた、某メーカーのショールームエントランス工事が終了した。弊社で企画、デザインを行い、足掛け5か月。最終の完工写真の撮影が終わってからサイトにアップしようと考えていたが、年末から年度末に向けて急激に忙しくなり、完工後の現場に行けず最終の写真も撮れずじまいになってしまった。
幸い工事中の写真はあるので、計画時のパースと合わせて、紹介したいと思います。
一つ前の写真は計画中のパースで、この写真は工事中の写真になるが、基本的には思い描いていた空間を再現できたと感じている。
テーマは木を基調とした、明るく、温もりのあるエントランスとし、メーカーの高品質なイメージを創出でき、誰もが心地よく滞在できる空間とした。
空間で邪魔になる柱を有効的に使用し、柱周りには特注の異形ベンチを設置。空間のアクセントとした。写真には入っていないが、柱周りはプランターボックスとして、木だけではなくグリーンもふんだんに取り入れ、爽やか落ち着く空間のポイントとした。
こちらは階段ホールのイメージパースと施工後の写真になる。もともとは塗りの佐官壁とタイルによる装飾だったのをエントランスと同じ意匠で木をメインとした空間に作り替えた。
その他キッズスペースもデザインし、新たに改修した。
写真が工事中のため工具や養生などで、良くない写真ばかりだが、これはこれで製作途中がわかるので今後の参考として掲載する。
計画作業はこれらのイメージパースだけでなく、もちろん図面を起こし、マテリアルも仕上げ表をまとめて、クライアントと相談しながら決めている。
今後もショールームや文化施設などの常設展示を中心にかかわっていきたい。
2023年の現状、常設案件が5〜6件進んでいるので、また決定、完工次第、順次アップしていきます。